今回は、
愛称『 ターキー 』こと
『 水の江瀧子 』ベスト特集です。
kyyさんの『Pinterest』 より
戦前、1930年(15才)頃から
日本のレビュー史上、初の「男装の麗人」として
人気を誇り、
あチしは、
ターキーのおかげで、
宝塚歌劇や、『ベルサイユのばら」に興味が持てるようになりました。
1931年(16才)頃、『 水の江会 』賛助会員の名簿には、
田中絹代、山田五十鈴 梅村蓉子 夏川静江 高津慶子
川口松太郎 西條八十 島耕二 江川宇礼雄など
映画界、音楽界からかなり注目されていたようです。
まずは伝説のステージなど重要3作品がお薦めです。
【戦前】
1936.08.29 ★男性対女性/監督:島津保次郎(松竹大船)トーキー
共演:上原謙 佐分利信 藤野秀夫 水島亮太郎 坂本武 斎藤達雄 上山草人
桑野通子 田中絹代 高杉早苗 香取千代子 吉川満子 飯田蝶子 小桜葉子
◆日本映画 (id:nihoneiga1920-1960)さんの解説が参考になります。
https://nihoneiga1920-1960.hatenablog.com/entry/2020/11/23/094026
戦前、映画界のファッション・リーダー
桑野通子のオシャレな照明係の服(現代のアイドルが着ても通用しそうです。)
なんと!ターキーと同学年です。 NEW2023年7月26日
松竹少女歌劇団のレビューが素晴らしく、
男装の麗人/水の江滝子の動く姿が観る事ができる【国宝級の殿堂入りシーン】
客席には、田中絹代 高峰秀子 斎藤達雄
レヴューガール 小桜葉子(上原謙の奥様)も貴重です。
【戦後4か月位で公開】
1946.01.03 ★グランドショウ1946年/監督:マキノ正博(松竹大船)
共演:高峰三枝子 三浦光子 並木路子 川路龍子 森川信( 寅さんファンは驚くかも)
◆あれから、10年
さらにパワーアップ、スケールアップして
終戦直後、この映画を観た日本人の心を、どれだけ明るく
希望に満ちたモノにしたか、感動の号泣
1946.02.07 ★彼女の発言/監督:野村浩将(松竹大船)
共演:高田浩吉 佐分利信 高倉彰
田中絹代 星美千子 風見章子 岡村文子
◆天下の田中絹代もビックリしたであろう、ターキーの迫力
普段の生活でも、カッコイイ!と想像させるマスト作品
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水の江 瀧子(みずのえ たきこ)
(大正4年)1915年2月20日 ~2009年11月16日
【ベスト】2作品+上記3作品
1949.04.17 ★花くらべ狸御殿/監督:木村恵吾 特殊撮影:円谷英二(大映京都)
共演:喜多川千鶴 京マチ子 暁テル子 野々宮由紀 大伴千春 大美輝子
柳家金語楼 藤井貢 杉狂児 竹山逸郎 渡辺篤 灰田勝彦
◆戦前に大活躍したターキーの代表作を残そうとするファンや関係者の熱気が伝わってくるようで
評価不要、問答無用の圧倒的素晴らしさ。只ただ感無量の涙 【全曲殿堂入り】
https://www.youtube.com/watch?v=gw9a4miu1HA
1949.09.26 ★透明人間現わる/監督:安達伸生 ◆特殊効果:円谷英二(大映東京)
共演:喜多川千鶴 大美輝子
月形龍之介 羅門光三郎 夏川大二郎
◆『彼女の発言』同様、
普段の生活でも、さすがスターは違うと想像させる必見の作品
https://www.youtube.com/watch?v=BCLg7_dEzw0
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【リクエスト】6作品
1949.12.27 歌うまぼろし御殿/監督:山本嘉次郎 小田基義(大泉映画)
共演:月丘夢路 喜多川千鶴 暁テル子
藤山一郎 横尾泥海男 渡辺篤
あきれたぼういず(川田晴久 山茶花究 坊屋三郎 益田喜頓)
◆荒馬に乗ったカウボーイ姿が、カッコイイ 【ポスターが殿堂入り】
1931年頃の舞台でも、勇ましいカウボーイ姿で、
「おれは、ミズノーエー・ターキーだ」と登場!拍手喝采だったそうです。
1950.04.23 狸銀座を歩く/監督:加戸敏(大映京都)
共演:暁テル子 大伴千春 大美輝子
三木鶏郎 灰田勝彦 上田寛
◆トリロー・ミュージックとの夢の絡みが貴重です。
1950.07.08 海賊島/監督:安田公義(大映京都)役:女海賊
共演:岡譲二 夏川大二郎 菅井一郎
利根はる恵 若杉須美子
◆美しいスチール写真がいい キャラにピッタリ
1950.07.09 エノケン・ロッパの弥次喜多ブギウギ道中/監督:大曾根辰夫(松竹京都)
共演:月丘夢路 旭輝子
榎本健一 古川緑波 中村是好 渡辺篤
◆ついに、エノケン・ロッパと共演
1951.06.22 恋文裁判/監督:中村登 音楽:黛敏郎(松竹京都)
共演:岡田英次 木村功 二本柳寛
角梨枝子 桂木洋子 岸恵子 小林トシ子 岩崎加根子
秋月恵美子 小町瑠美子 村瀬幸子 加藤治子
◆女生徒の憧れ
1951.06.29 無宿猫/監督:志村敏夫(新東宝)役:悪女
共演:大日方伝 古川ロッパ 江川宇礼雄 星美智子
◆大日方伝との共演が嬉しい けっこうお似合いな気がします。
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【編集後記】
笠置シヅ子と同学年になります。
笠置シヅ子は、1927年、大阪松竹楽劇部に入り
水の江瀧子は、1928年、東京松竹楽劇部に入部しました。
二人が、日本のレビューや音楽シーンを変えていきます。
榎本健一(エノケン)が全盛期前から交流があり、
エノケンは戦前、歌でもジャズを取り入れた進歩的な曲をレコーディングしていますが、
ターキーも戦前1934年、1935年頃、レビューの主題歌などオシャレな曲をレコード化しています。
素敵なコンビね♪
https://www.youtube.com/watch?v=fif8IhVhFhk
恋人同志でも
https://www.youtube.com/watch?v=2Cnt0hWB8uA
時代の先駆者
笠置シヅ子 水の江瀧子 榎本健一 3人の交流を描いた
映画が創られるといいなーと思います。
【本】
『ターキー自画像』
著者:水の江瀧子
発売日:1934年
『ターキー舞台日記 続ターキー自画像』
著者:水の江瀧子
出版社:少女画報社
発売日:1934年
『白銀のダリア』
著者:水の江滝子
出版社:新陽社白陽社
発売日:1936年
丹下キヨ子、宮城千賀子と『華麗なる三婆 - 文句があったら言ってみな』
著者:水の江滝子
出版社:山手書房
『タアキイ - 水の江瀧子伝』
著者:中山千夏
出版社:新潮社
発売日:1993年2月1日
『笑った 泣いた - ターキー放談』
著者:水の江滝子
出版社:文園社
発売日:1984年10月1日
ターキーの気まぐれ日記
著者:水の江滝子
出版社:文園社
発売日:1998年7月1日
水の江瀧子―ひまわり婆っちゃま
出版社日本図書センター
発売日2004年4月25日
◆瀧子が作品に合わせることは決して無い
瀧子の場合、作品が瀧子に合ってゆくしかないのだ。
どんな作品を演っても、それは瀧子の作品になる。